中には、毎年何かしらの資格試験を受けて、着々と資格を増やしている資格マニアのような人もいますが、これはなかなか難しいでしょう。
就職のために資格が必要という場合もあると思いますが、他に資格を取得することのメリットとしては、下記のような点が挙げられます。
まず、資格を取得することで、企業によっては資格手当が支給され、収入アップが期待できます。
また、資格を取ったことでそれまで以上の仕事を任され、昇進にも繋がっていくでしょう。
中には、昇進試験に関連資格の取得を条件にしている会社もあるそうなので、その時期になって慌てて勉強を始めるより、早めに勉強を始めた方が断然有利ですね。
異動希望がある場合も、希望先の部署に関連する資格を持っていれば、比較的受け入れられやすいと思います。
次に、女性が出産後に再就職する場合です。
女性は、出産を機会に一度仕事から離れてしまう場合があります。
出産後、育児にひと段落ついて、再就職を希望する時に、資格を持っていると有利です。
それを見越して、退職前にしていた仕事や、これからやってみたい仕事に関する資格を、空いた時間を有効に使って取得しておくと、再就職の時に重要なポイントになるでしょう。
また、資格の内容によっては自宅で空き時間を使って仕事ができるものもあります。
普段は会社勤めをしている人でも、退社後や休日を使って副業として収入を得ることも可能です。
独立開業できる資格を持っているなら、将来フリーで活躍することも夢ではありません。
企業に勤めながら実務経験を積んだ後に独立し、例えば女性なら、育児をしながら在宅ワークという方法もあります。
ただし、独立開業は軌道に乗れば高収入も期待できますが、仕事が全然なければ収入がゼロという厳しい世界であることも忘れてはいけません。