定年後の就職や社会参加に、社会保険労務士や行政書士などの国家資格は、有利に働くかもしれません。
国家資格を取得すれば、独立・開業したり、企業に勤めながら収入を得ることもできます。
実際、50代以上でも国家資格に挑戦し、取得まで至っている人の数は少なくありません。
その中でも50代以上の合格率が高いのは、マンション管理士で、50代以上の合格者比率は36%にも達しています。
その人気の秘密は、マンションの販売戸数増加で需要拡大が見込まれていることが挙げられます。
いま耐震偽装の問題がクローズアップされていますが、裏を返せば、これも資格のニーズを高めるかもしれません。
その他に50代以上の人気が高い国家資格として、
社会保険労務士や介護福祉士が挙げられます。
この背景にあるのは、少子高齢化社会の到来で、年金や介護の問題に関心が集まってきていることが考えられます。
下記に、50代以上の方に特にオススメの資格をまとめました。
「定年後の空いた時間で資格を身につけたい」、あるいは「定年後を見据えて、今のうちに資格を取得しておこう」とお考えの50代以上の方は、今から実行に移してみてはいかがでしょうか。
《国家資格の合格率と50代以上の比率》
■マンション管理士(2005年度)
○合格率…8.8%
○51歳以上が占める割合…36.0%
○合格者の最高年齢…77歳
○オススメ度…★★★★★
→ マンション管理士の資格試験情報・通信講座を見る
■社会保険労務士(2005年度)
○合格率…8.9%
○50代以上が占める割合…14.2%
○合格者の最高年齢…77歳
○オススメ度…★★★★☆
→ 社会保険労務士の資格試験情報・通信講座を見る
■介護福祉士(2005年度)
○合格率…42.6%
○50代以上が占める割合…12.6%
○合格者の最高年齢…非公表
○オススメ度…★★★★☆
→ 介護福祉士の資格試験情報・通信講座を見る
■行政書士(2004年度)
○合格率…5.3%
○50代以上が占める割合…6.9%
○合格者の最高年齢…74歳
○オススメ度…★★★☆☆
→ 行政書士の資格試験情報・通信講座を見る
■中小企業診断士[1次](2005年度)
○合格率…22.2%
○50代以上が占める割合…13.6%
○合格者の最高年齢…70代
○オススメ度…★★★☆☆
→ 中小企業診断士の資格試験情報・通信講座を見る